世の中は、自分の思い通りにならないことが多すぎて、私は非常にストレスを感じていましたが、ここ最近読んでいる本などの内容から、考えを改めることにしました。
私はどうやらこれまで色々なモノをコントロールしよう、コントロールできると考えていたようなのですが、結局のところコントロールできるのは自分だけということに気付きました。
私は、色々なことが気になる性質であるため、自分の意図とそぐわない事象が発生すると何故そうなるのかを考えて、改善したいと考えてしまう傾向がありました。
まったく自分の範囲外の出来事だとそういった考えも浮かばないのですが、自分の手の届く範囲はなんとかしたいと考えてしまうのです。
結論として、これらの行為はまったくの労力の無駄使いだということが最近わかってきました。
それは前述したとおり人がコントロールできるのはあくまで自分だけということです。
というか、人によっては自分自身をコントロールすることすら難しいでしょう。
自分をコントロールすることが簡単であれば、ダイエットに失敗することはないのです。
とはいえ、まだこの考え方を完全に自分のものにできているわけではないため、何か私の意にそぐわない事象が発生したときにまずはその事象が自分でコントロールできる内容なのかを考えることにしています。
多くの仕事は、自分一人では簡潔しないため、役割を明確に決めて、その役割は自分で本当にコントロールできることなのかを考えることにしています。
また、目標を決めるときも目標達成のプロセスには自分でコントロールできる内容になっているかを考えることにしています。
このように今自分が対峙している事象が自分のコントロールできることなのか否かを判断することで、自分がやるべきことが明確になってきます。
自分がコントロールできないことに思いを馳せても、結果として上手くいかないため、あまり長く考えることはしない方が生産性を下げずに物事に取り組むことができます。
一方で、自分でコントロールできると考えた事象については、自分をコントロールする自制心を強く持って取り組む必要があります。
なるべく強い自制心を必要とせずに自分をコントロールするには、自分の心理的障害となっているものを取り除いていくことをオススメします。
たとえば、私は唇がすぐに荒れて痛い思いをするのがイヤなので、リップクリームを常に持ち歩いています。ただ、リップクリームを持ち忘れることもあります。だから、忘れたとき用に会社の机の上にリップクリームを常備するようにしています。
私は結構忘れ物をすることが多いので、持ち物については常に決まったところにおいて朝の準備行動は習慣化するように手順を決めております。
本当は、紙に手順を書き出してチェックしていくとなお良いと思うのですが、朝の準備についてはそこまでしなくても、割と習慣化されて忘れ物をするということがほとんどなくなりました。
とはいえ寝坊してこの習慣と違う動きをした時には、まだ忘れ物をすることがあるため、まだまだ完全にコントロールはできていない状況です。
生活を効率化していく上では、コントロールした内容を習慣化するというプロセスを確立していくのが良いと考えております。
今は、朝の出勤準備作業程度しか習慣化されていませんが、この範囲を徐々に広げていくというのが自分の生活向上の行動指針です。