たまに、お気に入りのスマホアプリを利用している際に動作が重くなったりして、画面が表示されなくなったりすることがあります。
そんなときにスマホが壊れたかと思うのは早計です。そんなにすぐにスマホが壊れるということもないので、スマホアプリの調子が悪いときに確認すべき3点を紹介します。
3つの確認事項
スマホアプリの動作が重いという観点で確認すべきは以下の3点になります。
- 他の同様のアプリでも同じ状況か
- 通信状況に問題はないか
- アプリのサーバ側に問題はないか
これらの3点について、どのような観点で確認すれば良いかを説明します。
なお、確認については自分に近いところからはじめた方が問題の切り分けが行い易いので上記の１から３の順番にしておりますが、スマホの場合には１、２は逆でも問題ないかと思います。
自分に近いという観点は、まず手持ちのスマホの状況、次にスマホから出ている（拾っている）電波の状況、そしてその電波が到達しているサーバ側ということで、距離的に近いという表現をしています。
目に見えやすい位置にあるものが調べやすいということです。
他の同様のアプリでも同じ状況か
ということで、スマホアプリの調子が悪いなと思ったら、まず他の同様のアプリについても動作が重いかどうかを確認します。
同様という観点は、動作が重いアプリと同じような目的のアプリであったり、サーバと通信をしているとかの機能であったりの類似点を確認して、他のアプリでも同様の事象が起こっていないかを確認します。
同様のアプリの判断がつかなければいくつかアプリを起動して動作確認してみても良いでしょう。
確認したアプリ全体で同じようなことが起こっていれば、スマホの再起動を試してみると良いでしょう。
端末自体に異常がある場合には、再起動のタイミングで起動できなくなる可能性もあるため、事前にバックアップをとれる環境にあればバックアップをすることをオススメします。
また、通信を伴うアプリであれば、通信側に問題が発生している可能性があるため、通信状況を合わせて確認すると良いです。
そういった意味で、通信を伴うアプリであれば、本手順の前に通信状況を確認する２番目の手順を実施しても良いです。
通信状況に問題はないか
スマホの通信状況については、スマホ画面で単純にアンテナが立っている本数を数えても良いです。
しかし、アンテナが立っていても通信速度が十分に確保できていないことがあるため、ブラウザを起動してSpeed Testを実施してみることをオススメします。
ブラウザの検索（Google）で「Speedtest」と入力して検索すれば、通信のスピードを確認することができます。
自分が使っているアプリが安定して利用できる時にSpeed Testをしておいてその結果を覚えておくと良いでしょう。
アプリ自体の動作が遅い場合には、Speed Testをすることも困難だとは思いますが、特定のアプリに問題が出ている状況であれば、この確認自体はできるはずなので、確認してみましょう。
通信に問題がある場合には、ここで十分な通信速度を得られていない（覚えていた良いSpeed Testのテスト結果と比較してデータの送受信料が著しく低い）ことが確認できます。
この場合、通信障害が起きていないかをどこかで確認するか、今いる場所を移動して通信状況に改善が見られないか、一応端末の再起動をして通信状況が改善されないかを試しましょう。
アプリのサーバ側に問題はないか
ここまでの確認で何の問題もない場合に、通信を伴うアプリであれば通信先のサーバに障害が発生している場合があります。
この場合は、アプリの公式サイトを確認することやTwitterで当該アプリについて検索して同様の事象に遭遇しているユーザのつぶやきがないかを調べると良いでしょう。
サーバ側に障害が発生している場合には、障害が起きてすぐは情報収集できないかもしれませんが、自分でもつぶやくことで同様の事象に遭遇している同志をみつけることができます。
その際には、サーバ側の障害が復旧するまで待ちましょう。
まとめ
スマホアプリの動作が悪いときに確認する３つの観点を説明しました。
アプリによってはそもそも自分のスマホのスペックが足りないということも考えられますが、さっきまで問題なく動作していたアプリであれば上記で説明した３つの観点を確認することで、問題の切り分けができるようになります。
いきなり端末の不調を疑うのではなく、正しい手順で問題の切り分けをできるようになると心の平静が少しは保てると思います。
ぜひアプリの調子が悪いなということがあったら、試してみてください。
