Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

ネットワーク転送速度計算サイトの紹介

今回は私が最近仕事でお世話になっている便利サイトについて紹介します。

 

ネットワーク転送時間・速度 計算をしてくれるサイトです。

開発スケジュールを検討する際にデータ移行をネットワーク経由で実施するとか、業務でシステム間でのデータ授受をネットワーク経由で実施するとかの際に、伝送するデータ量とネットワーク帯域の値を入れると伝送効率を10%刻みでどのぐらいの時間がかかるかを本サイトでは計算してくれるので重宝しています。

私は営業職ではありますが、時々こういった技術者が考えるようなことを考えていることがあります。

 

自分で電卓を叩くでも良いのですが、このサイトを使うと基礎情報(データ容量と回線速度)を登録して計算実行ボタンを押すだけで、すぐに欲しい結果が得られるので大変重宝しています。

 

ネット上には上記で紹介したように色々な計算ができるサイトが結構あります。

なので、何かの計算結果がほしいと考えたらとりあえずGoogleで計算したい内容のキーワードと計算と入力して計算すると大体そのキーワードの計算サイトを上位にした検索結果が得られるのです。

 

ネットワーク関連は帯域を専有できないと伝送効率が著しく下がったりするため、ネットワークがベストエフォート型の場合は伝送効率を保守的に見積もった計画を立案することをお勧めします。

そして、実際にデータ伝送をする際に実測値を元にして伝送効率を逆算しておくと当初計画との差異を把握できるので、計画通りにデータ伝送ができるかどうかを把握することができます。

 

システム構成を検討する際にはシステム接点におけるデバイスの性能を基にデータ処理時間、データ転送時間を計算し、求めている要件が実現できるかどうかを計算します。

 

計算結果を机上シミュレートして計画を立てて、テストフェーズでは実環境で実測値を確認し、要件にあった処理効率が得られるかを検証するのです。

システム開発における計算はこういった時に利用します。

各デバイスの標準仕様を基に机上シミュレートが行えないと説得力のあるシステム設計はできません。

ちなみに標準仕様もネットで検索すればすぐに得られますので、私は何となくこの規格であればこれぐらいのデータ転送速度と何となく覚えていますが、念の為ネット上の情報を確認するようにしています。異なる規格間でデータ授受をする場合はそもそも対応できるか、対応できる場合は下位側の処理能力をベースに計算します。

 

ただ、計算自体は今回ご紹介したように既に用意してあるサイトを利用することをお勧めします。

単に数字を登録しているだけなので、顧客情報の漏洩ということにもなりませんので、こういったサイトの利用は特に問題ないと私は考えています。このような外部サイトの利用は自社のセキュリティポリシーに従ってください。

なお、これらの計算サイトは特に自分の個人情報も登録せずに利用できることがほとんどです。

 

将来的に、こういった便利系サイトが有料になってしまったり、なくなってしまったりすると私としては正直困ります。

その時に困らないように会社としては外部サイトに頼るのではなく、システム開発でよく使う計算は標準的に完備しておいてもいいのになと思う今日この頃でした。

 

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