兼ねてからの浪費家気質を見直しているので、戒めのために「お金をちゃんと考えることから逃げまわっていたぼくらへ」を読みました。
正直本書はお金を貯めるという観点では、あまり役には立ちませんでした。
お金を貯めるということについては一点唯一の真実は書かれていました。
それは、「お金は、使わなければ貯まる」という原則です。
分かってはいますが、ついつい使ってしまいますよね。
とはいえ、使いどころを考えて使うというようなことも本書には書いてあります。
どちらかと言えば、本書はお金のことというよりは、人生をどのように生きるかということが書いてありました。
先日読んだ「サードドアー精神的資産のふやし方」もある意味似たような内容だと言えます。
というのは、サードドアにも書いてあったようなことが書いてありました。
「人生の表階段はおおぜい人が集まってひしめきあっていますから、なかなかうまく昇っていけないけども、やむを得ず裏階段にまわるとガラガラなんですね。」
本書で糸井 重里さんと対談している邱 永漢さんの言葉です。
これも真に迫る言葉ですよね。
ただ、普通に生きているとこの裏階段がどこにあるかはわからないのと、そこにあると思っても登るのに躊躇してしまい普通は登れないということがありますよね。
そこが正解なのかとか考えてしまうときっと登れないですね。
私の場合は、こういう場面に遭遇したら、これは私に取って楽しいのかということで考えるようにしています。
自分がその道で楽しめると思えれば、間違っていてもいいかなと最近は考えられるようになってきました。
そろそろ私の人生も普通であれば半ばに入ってきていると思いますが、まだまだやりたいことはあるので、今年も色々なことに楽しくチャレンジしていきたいと本書を読んで思いました。
色々と知識をつけるためにもっと本も読んでいきたいです。