緊急事態宣言が出たので、私もようやく終日テレワークを体験しました。
結果として、私の営業職という役割においては業務の内容にもよりますが、仕事が全くできないということはありませんでした。
ただ、会社とは環境が変わるため、その分非効率だと思った点もありましたので、長くテレワークを強いられるのであれば、環境改善は必要だなと思いました。
非効率な点は、シングルディスプレイでの作業になります。
テレワーク環境では、セカンドディスプレイを持っていないのでテレワークができるノートPC1台で通常業務をこなすことになります。
この際に、資料を参照しながら行う業務では、ウインドウを切り替えたり、ウインドウサイズを変更したりしながら作業を行うことになるのでどうしても非効率になります。
セカンドディスプレイを購入すればこの問題は解決するといえばするのですが、その場合にはセカンドディスプレイ用に机の上の場所を確保する必要もあるので、どうしたものかと考えています。
また、当然セカンドディスプレイを購入する資金も必要になるので、超絶非効率になっているわけでもないので、購入に踏み切ることができません。
以前の私であれば、秒でAmazonで液晶ディスプレイをクリックしていましたが、貯める力が高まった私は現在本当にセカンドディスプレイが必要かを検討している最中です。
あと気づいた点としては、会社に出社していないので、同じように出社している人から声をかけられることがないので、集中力を阻害される要因が減ったように感じます。
これはテレワークにおける良い効果です。集中して仕事をしたいときには一人で部屋にこもっていた方が良いので業務の内容によってはテレワークはより効果的に利用できると思います。
ただ、チームで業務をするようなことについてはチームメンバーがどこで何をしているのかがわかりづらいのは難点です。
チームメンバーと一緒の場所で仕事をしていれば、ちょっと見回すだけで顔色から進捗を把握することなどが感覚的にできるのですが、これができないのはやはり非効率なことです。
コミュニケーションツールにより、メンバーの状態確認(取り込み中、離席中レベル)はできるのですが、これぐらいでは状態確認としてはだいぶ足りないです。
業務の状態を使っているツールのリアルタイムログから表示してくれるようにならないものかと思っているのですが、それは監視社会のようになってしまうので難しいですかね。
少し、業務とは話がそれますがテレワークをすると休憩中に家事をこなすこともできます。しかし、家事をこなしていると休憩時間を超過するというか、「これって休憩時間になっていないのでは?」という疑問がわいてくるのでこれも少し良くないことですね。
私の場合は、テレワークをする日を曜日で決めているため、業務内容で選べていないのも業務効率を重視するのであれば、良くない状況です。
現在は、お客さん先に積極的に伺うということもありません。お客さんと対面の打ち合わせをした後に、打ち合わせ内容の感触を聞くみたいなことがテレワークだとやりづらいので、何らかの解決策が必要です。
関係者を絞った質問がしづらいということではあるのですが、まぁ、これは普通に個別に電話で聞くしかないですかね。電話だと構えられてしまうところをどうすればいいのか…
実際に終日テレワークをしたのは、まだ数えるほどしかありませんが、以前から考えていたことを経験したことで、具体的に考えることができるようになりました。
テレワーク時の業務効率改善については今後も考えていきたいテーマですね。