新型コロナウイルス対策により、テレワークが推進されております。
そのおかげで、仕事をする上で対面の会議が激減している一方で、MicrosoftのTeams等のコミュニケーションアプリを利用したWeb会議等が増えております。
対面の会議は、上手く会議を運営しないと会議が踊って会議の目的を達成できないこともしばしばあります。
一方で、テキストチャットで会議すると話をまとめながら(会話ログを確認しながら)チャットするので目的達成に向けて最短で進んでいけている気がします。
ただ、テキストチャットの場合には参加者のタイピングスキルによって意見が出てくる待ち時間が長くなる場合があるので、そのちょっとの時間を待つことができない参加者もある程度いるようです。
まぁ、私も気が短い方ではあるのですが、私はそれなりにタイピングスピードには自信があるため、自分が意見を乱打していることが多く、待ち時間が気になりません。
そんなわけで、この待ち時間が我慢できない人が多いのか、せっかくチャット会議ができるのにリモートでの会議は、音声会議(電話会議)が主流となってしまっていてちょっともったいないなと思っております。
チャット会議の場合には、チャットの内容をコピペ等ですぐにまとめることができるため、会議の不参加者への情報共有も迅速に行えます。
また、発言録が残っているので、会議の主旨から外れていくのもすぐに気が付くことができます。
これをみて、会議の軌道修正が容易に行えますし、脱線させる人を特定することも容易です。(まぁ、対外のケースで私は脱線させる人側ですけどね・・・)
それと対面で会議をしないために、リモート会議の場合には参加者が通常の対面会議よりも事前準備をしっかりしているようにも感じます。
対面会議よりもリモート会議の方が意見が伝わりづらいということを暗に理解しているのだと思っています。普段からそうしてよと思います。
このような状況のリモート会議で、参加者のタイピングスキルが向上すればテキストチャット会議を増やすことができます。
結果としてチャット会議は、会議の効率を抜群によくできるのではないかと考えていますが、今のところ当社内では私の考え方が亜流のようです。
皆さん、参加者の元気な声が聞きたいのですかね・・・(それも大事ですけどね。)
まぁ、音声の方が音声の抑揚で感情がわかりますので、テキストよりも把握できる情報量が多いという面はあります。
さらに対面であれば表情、目線、しぐさなど情報はさらに増えます。
これらの情報によって参加者が意見に本当に同意しているのかどうかを判断する指標が増えますね。
ただ、これらの情報は本当にいるのかという疑問も私にはあります。
テキストチャットのログに残っていること、その会議でテキストで合意したことが会議としてはすべてという考え方で業務上は問題ないというのが私の意見です。
後日、本当はそう思っていなかったと言っても会議に参加していたのであれば、その場で発言していない方が意見を覆すのは相当にパワーがいることでしょう。
タイピング遅くて打てなかったということを言った場合には、これしきのスキルは身につけてから意見してほしいと言ってしまいそうです。(身体的理由によりタイピングできない場合には別の方法を検討する必要はありますけどね。)
とりあえず現在の会議が減っている状況は、私としては生産性を上げるという観点で非常に優位な状況にあると思っています。
ぜひ、この状態は新型コロナウイルス対応が終わった後も継続していってほしいものです。
現在の状況は経済的にはマイナス面が大きいですが、本当の意味での働き方改革を考える良い機会になっていると私は考えております。
さて、ここまでテキストチャットの優位性を考えてきましたが、音声認識技術も日夜進化しているため、タイピングスキルが向上せずとも、5年10年後には音声をリアルタイムテキスト変換してくれるのではないかとも考えております。
ただ、会議で使うレベルであれば1ヶ月くらい集中的にタイピング練習すれば使い物になるスキルを得られると思います。
チャット会議がスムーズにできれば会議の効率は本当に上がると考えていますので、タイピングスキルが低いが、私の意見に同意していただけるテレワークで仕事をしている方は、ぜひ現在のテレワーク期間中にタイピングスキルを習得して、チャット会議をは流行らせていただきたいですね。