はてなブログProを利用していて、Googleアドセンスの審査を通すのに苦労している方は思いのほかたくさんいるようです。
実際に私も大変苦労しました。
現在、私は本ブログとSeasonWINDはてな版というメインのブログを運営しているのですが、メインブログはそれほど苦労せずにGoogleアドセンスの審査を通過しました。
当時はそれほど審査が厳しくなかったのだと思います。
しかし、今回本ブログのGoogleアドセンスの審査を通すのに要した期間は約3ヵ月(2019年10月のサイト移転時にすぐに審査を申し込んだもののリジェクトされました。サイト運営期間が足りないのかと思い、2020年1月に再度トライしたところこれもリジェクトされて、ここから再申請の回数を積み上げました。)回数にして10回程度(正直カウントするのを忘れました)かかりました。
私のようにはてなブログProでGoogleアドセンスの審査を通すのに苦労している方々もいらっしゃると思いますので、最終的に私がはてなブログProを通すために実施した内容を記載しておきます。
まず、これまで3回Googleアドレセンスの審査に通らなかったことを記載しました。
3回目の記事では一度は解消された指摘事項が再度指摘されることになったという内容を記載しました。
これも踏まえて最終的に効果があったと思う内容をまとめます。
Googleアドセンスの審査結果不可理由
本ブログが、Googleアドセンスの審査結果が不可となった理由は以下の2点でした。
- Googleアドセンスを設置するためのコードをサイトのHTML headタグ内に設定できていない
- サイトが停止している
1つ目の指摘事項は、ブログのソースコードをみた際には、しっかりとheadタグ内に記載されていたので、正直何が原因かはわかりませんでした。
headタグのなるべく上段に記載すべきという話もありますが、はてなブログではheadタグのどこに記載するかは選択できないため、正直詰んだと思いました。
2つ目の指摘事項についても、サイトは閲覧できるのに「サイトが停止している、または利用できない状態になっている」と指摘されてもまったく意味がわかりませんでした。
付随情報としてサイトに複数のポリシー違反があるということが記載されており、Googleアドレセンスのコンテンツポリシーを読みましたが具体的な理由はわかりませんでした。
正直イリーガルな内容の記事はないため、コンテンツポリシー違反と言われてもピンと来ませんでした。
この2点の指摘事項を解決するために私なりに行った方法がいかになります。
- Google Search Consoleの利用
- プライバシーポリシーページ作成
- Google Search Consoleへのサイトマップ追加
- 移転時の記事を下書きに戻す
- aboutページ作成
- descriptionの追加
- キーワードの追加
1点目の指摘事項の解決策
まず1点目のGoogleの指定するコードが見つからないという指摘に対しては、Google Search Consoleを利用することが有効であるということが、Googleのヘルプに記載されておりました。
要はGoogleアドセンスのコードを埋め込む以外の方法があるということです。
念のため、Googleが読み込めないというコードは残したままにしておき、Google Search Consoleのアカウントを作成して、Google Analyticsのコードを利用してGoogle Search Consoleでサイトの確認を実施しました。
この対応により、1点目の指摘事項は解消しました。
ただ、2点目の指摘事項は解消しなかったため、のちにGoogle Search Consoleのメタタグもはてなブログの詳細設定から埋め込んでGoogle Search Consoleで確認したのですが、これは解消していた1点目の指摘事項について再指摘をもらう結果を招きました。
直接この行為が原因になったという証拠はないのですが、複数のGoogle Search Consoleでの確認方法ははてなブログをGoogleアドセンスに認識させる際には不要なのだろうと考えております。
実際に、Google Search Conloleによる確認は、Google Analyticsのコード確認のみで今回Googleアドセンスの審査に通りました。
2点目の指摘事項の解決策
2点目の指摘事項を解決するのは非常に困難でした。
正直何があたったということはわからず全て実施したことにより解決したと考えております。
プライバシーポリシーページ作成
まずサイトにはプライバシーポリシーを設置すべきという話があり、はてなブログの固定ページ作成機能を利用してプライバシーポリシーページを作成しました。
文章は、流用しても良いというサイトを参考にして、自分なりに少し変更して作成しました。
ただ、プライバシーポリシーページを設置しただけでは、2点目の指摘事項は解消されませんでした。
Google Search Consoleへのサイトマップ追加
次に実施したことは、Google Search Consoleにサイトマップを登録することでした。
はてなブログでは、ブログ運営者が意識せずとも自動でサイトマップを作成する機能があります。
ブログアドレスのルート直下にあるsitemap.xmlがサイトマップです。
このアドレスをGoogle Search Consoleに登録することで、サイトマップをGoogleに認識させることができます。
ただし、これもプライバシーポリシーページと同様にこの追加だけでは、2点目の指摘事項の解決には至りませんでした。
複数の設定事項
2点目の指摘事項を解決するのがかなり困難になってきており、諦めかけていました。
最終的に取った方法は、これまでの解決策に加えて以下の点をさらに実施しました。
- 移転時の記事を下書きに戻す
- aboutページ作成
- descriptionの追加
- キーワードの追加
この4つの対策のどれが有効であったのかは正直わかりません。
「移転時の記事を下書きに戻す」という対応は、メインブログ側にも本ブログに転載した記事が残っているため、Googleに著作権違反と判断されていた可能性があると考えて下書きに戻しました。
何度もGoogleアドセンスの審査依頼をしていたため、記憶が曖昧になっているのですが、この下書きに戻す策は有効手ではありませんでした。
記事を下書きに戻した後に申請して、リジェクトされたからです。
そこで、完全にスタックしたと思ったのですが、諦めきれずに最後にはてなブログの設定でできることをやろうと考えて、aboutページ作成、descriptionの追加、キーワードの追加を実施し、再申請をしました。
すると、いつもは1日で審査結果不可のメールが届いていたのですが、なかなか返事がこない状態になりました。
結果として審査依頼後5日程度で審査合格メールが届いたのです。
まとめ
2点の指摘事項を解決するのに、有効な手段は結果的にはHTML headタグ内の情報を充実させてGoogleのロボットがサイトの情報を拾いやすくすることだったのではないかと思っています。
最終的にはGoogleの審査は機械ではなく人がチェックするという話もあり、そのため、機械的に処理できるものはすぐに返事がくる。しかし、機械的に処理した結果不備がないものは人がチェックするという手続きが入るため、少し時間がかかるのかもしれません。
それでも、Googleの働き方から考えればほぼ機械的に処理しているのだと推察しています。従って、審査を通すには機械がどれだけ読みやすいかを考慮すべきなのだろうと思いますので、HTMLの形式要件をしっかり満たすということが審査を通す大前提なのでしょう。
上記には記載しておりませんが、実は何回も審査している中でブログのデザインも人気のものに変更しています。HTMLの構造がかわるかもしれないと思ったからです。
ただ、デザイン変更後も審査には落ちているのでこれも解決策としては直結しませんでした。
最後になりますが、本ブログは超零細ブログで1日に誰にも閲覧されないということが多々あります。
2019年10月からはじめて1日の最大アクセス数は32viewになります。
そのため、Googleから価値あるコンテンツではないとみなされていた可能性も否定できないのですが、せっかく審査に通ったので継続的に更新して価値あるコンテンツを記載できるようになれればいいなと思います。
私のGoogleアドセンスの審査突破記事がどなたかの役に立てば幸いです。