Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

株式投資のやり方は本書に学べ「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法」を読みました。

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以前に「バカでも稼げる「米国株」高配当投資」について記事にした際にも紹介した「MarketHack流 世界一わかりやすい米国式投資の技法」について紹介します。

 

bookreviewwind.hatenablog.com

 

本書に記載されている株式投資をする際の考え方は、非常にわかりやすく解説されているので、株式投資はどのようにやるべきなのか右も左もわからない人にすごくオススメできます。

 

株式投資をする上での主な考え方は以下の10点です。

 

  1. 営業キャッシュフローのよい会社を買え
  2. 保有銘柄の四半期決算のチェックを怠るな
  3. 業績・株価の動きが荒々しい銘柄と、おとなしい銘柄をうまく使い分けろ
  4. 分散投資を心がけろ
  5. 投資スタイルをきちんと使い分けろ
  6. 長期投資と短期投資のルールを守れ
  7. マクロ経済がわかれば、投資家としての洗練度が格段に上がる
  8. 市場のセンチメントを軽視する奴は儲けの効率が悪い
  9. 安全の糊代をもて
  10. 謙虚であれ(投資の勉強に終わりはない)

 

各考え方についての詳しい解説が本書に記載されております。

 

営業キャッシュフローや四半期決算の読み方なども丁寧に記載されておりますし、指標も提示されているので、本書を読むことで自分の投資スタイル(リスク許容度)をどのように考えれば良いのか指針が得られます。

 

また、リスクという言葉について悪い印象で説明されるのではなく、投資のリスクは価格変動「ボラティリティ」だと説明しています。(これは投資の世界の常識だということです。)

なぜ価格変動がリスクなのかといえば、価格変動が激しい場合は自分の思惑どおりに資産形成できない可能性が高くなるからということですね。

 

上手く立ち回ればもうけられるというのは短期投資の考え方で、長期投資でどっしり構えるのか、短期投資で一発あてるのかというのも本書を読むとどちらの考え方についてもわかります。

 

私は、まだまだ投資に回す資金が足りないため、現在は積み立てNISAを年間の上限金額いっぱいまで使えるように投資している程度ですが、市場の状況や自分が購入しているファンドを構成している企業の業績等が気になるようになってきました。

 

10点目に記載されている投資の勉強に終わりがないというのは人生と同じですね。

そもそも投資信託であったり、ETFだったりといった金融商品の歴史はそれほど古くありません。

今後も新しい商品が誕生してくるでしょうし、長期投資であれば最終的に勝つ可能性が高いというのも今はそれが流行っている感じというだけで、将来が約束されているわけではありません。

長期投資は、ある程度ほったらかしでも資産形成できるというのは、証券会社のマーケティングの成果なんだろうなということですね。

 

そういった全体感をもって投資を考えるとビジネス感覚も磨かれるため、株式や信託投資は非常によい自己投資でもあると思います。

 

本書を読んでますます勉強したいと思えるようになりました。

惜しむらくは、投資に回す資金がないことですかね。

もっと投資ができるように稼ぐ力を高めていきたいです。

 

 

バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

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