2020年7月1日から政府のキャッシュレス推進およびマイナンバーカード普及の一環としてマイナンバーカードを使ったマイナポイント事業が開始されました。
本事業は2020年9月1日から2021年3月31日までの間でマイナポイント登録を行った消費者が、マイナポイント事業に参加する好きなキャッシュレス決済を選択して、登録することで2020年9月1日以降に登録したキャッシュレス決済で買い物をすると5,000円分を上限としたポイントが当該キャッシュレス決済に付与されるというものです。
つまり5,000円分の政府のばらまき施策というわけですね。
ポイント付与の対象は2020年9月1日以降の買い物に適用されるため、登録はそれまでに行っておけというわけです。
私が主に使うキャッシュレス決済は楽天ペイとなるので、早速マイナポイントに楽天ペイを登録するまでの苦労話を書いていきます。
マイナポイント申込の流れ
何はなくともマイナポイント申込の流れを確認しましょう。
マイナポイント申込の流れは大まかには以下の3ステップになります。
- マイナンバーカードの取得
- マイナポイントの予約
- マイナポイントの申込(ポイント付与キャッシュレス決済の登録)
まず私は、恥ずかしながら通知カードを紛失したことを機会として2020年5月にマイナンバーカードはゲットしておりました。
マインバーカードの発行はおよそ1ヶ月かかるので、最初の関門は余裕でクリアです。
次にマイナポイントの予約です。
マイナポイント予約からの流れを私は自分のスマホであるiPhoneXで実施しました。
マイナポイントの申込はスマホもしくはPCを利用して行うことができます。
スマホで申込を行う場合には、対応機種が公式サイトに掲載されているので確認しておくと良いでしょう。
PCを利用する場合もマイナンバーカードのIC情報を読み込む必要があるため、ICカードリーダーが必要となりますので、準備しておきましょう。
また、スマホでの申込にはマイナポイントアプリも必要となりますので、こちらも事前にダウンロードしておきましょう。
マイナンバーカードを手元において、マイナポイントアプリをダウンロードしたら早速アプリを使ってマイナポイントの予約をします。
ここで気をつけなければいけないのは、例のごとくマイナンバーカードを使う際の利用者証明用電子証明書の数字4桁のパスワード入力。
3回間違えるとロックされる仕様・・・
まぁ、しょうがないんでしょうけどね。
特別定額給付金申請の際の反省とかはまったくなく3回間違えるとロックされてしまうので、よくよくマイナンバーカードにまつわるパスワードは覚えておくようにしましょう。
今後サービスが増えていってもここら辺の仕様はすぐには変更されないでしょうからね・・・
そして、4桁のパスワードを入力してマイナンバーカードを読み取るとマイナポイントの予約が完了します。
私のステップとして、ここまではスムーズに進みました。
楽天ペイの登録でつまづいた
マイナポイントの予約が完了すると、マイナポイントアプリからマイナポイントの申込に進みます。
登録可能なキャッシュレス決済サービスを検索して、選択します。
楽天ペイの場合には楽天ペイアプリからマイナポイント申込をすると説明されているので、楽天ペイアプリを起動します。
すると私の楽天ペイアプリのメニューにはマイナポイント申込メニューがありません。
ここではそこまで慌てませんでした。
そう単純に楽天ペイアプリのバージョンが古いことで楽天ペイアプリのメニューにマイナポイント申込メニューがないだけです。
というわけで、楽天ペイアプリをアップデートするとメニューにマイナポイント申込が追加されました。
そのメニューからマイナポイント申込をしようとするもののSafari(ブラウザ)でマイナポイント事業のHPを開く処理をするだけで全くマイナポイントの申込ができません。
マイナポイントアプリ、楽天ペイアプリの再起動をしたりして、何度か試しても上手くいかないしまつ。
そもそも説明では楽天ペイアプリからマイナポイント申込をするとマイナポイントアプリが起動するはずなのに、Safariが起動するっておかしくね?
という感じ。
ネットで調べても同じような状況になっているような情報は得られず・・・
困った時の端末再起動
というわけで、iPhoneを再起動してマイナポイントアプリを起動、マイナポイント申込でマイナンバーカードを読み込み、登録するキャッシュレス決済サービスで楽天ペイを検索し、選択。
楽天ペイアプリを起動。楽天ペイアプリからマイナポイント申込ボタンをタップ。
マイナポイントアプリが起動し、申込/登録ボタンが表示された。
そして、申込/登録ボタンをタップ。
無事「申込が完了しました。」
そして、マイナポイントアプリから、マイナポイント申込状況を確認。
というわけで、今回もかなり苦労しましたが、本記事が誰かの役に立てば幸いです。
まとめ
とりあえず困ったら再起動はWindowsに飼いならされたIT屋のサガだなというのが今回の感想です。
というか、ここら辺のトラブルシューティング情報を充実させてくれるようなテストをしておいてほしいものですね。
私のような人柱が常に情報を公開すると思ったら大間違いなんだからね!?
なんて言いつつ、良いネタになったと思いました。