「独学で身につけるためのプログラミング学習術: Ver.5」を読みました。
本書はKindle専用書籍で著者が気づいたタイミングで情報が更新されるという特徴があります。
さて、そんな本書を何故私は読もうと思ったのかという話ですが、そもそも、IT会社に勤めている私ではありますが、私はプログラミングが出来ません。
勉強しようと何冊か書籍を購入したことはありますが、いつも最後までやり遂げることが出来ないのです。
そんなわけで未だにプログラミングが出来ずに営業職をやっております。
そんな私が本書を読んだのは、やはりプログラミングを学びたいという気持ちは薄れていないからです。
自分がプログラミングができれば起業しても良いのにと考えることもあります。
しかし、本書を読むとそもそも作りたいものがないから、プログラミングが出来ないのだなということがわかりました。
なので、起業はまだまだ先のお話になりそうです。
さて、プログラミングですが、プログラミングができればコンピューターで実現できることは何でも実現することができるようになるのです。
これは、本書にも書いてありますが、私もそう考えておりました。
つまり、私にはプログラミングを覚えてまで作りたいものがないんだなということを本書を読んで感じました。
それでもいつかは本書に紹介されている本やWebの記事などを参照してプログラミングをやっぱり覚えたいと思います。
人生は長く興味の幅も広くある私としては、プログラミングは格好の学習材料だとは思いました。
本書にはどのような言語であれば、どのようなものが作れるというような説明もされているため、最短で学習ができると思います。
また、この考え方はプログラミングに限らず何かを学びたいということに全て当てはまるとも思います。
何故、学習するのかを明確にすることが最も大事だと記載されております。
全くその通りのことだと思います。
また、学習を継続するための方法も触れております。
プログラミングについては作ったものが動くということが非常に楽しいということが書かれています。
本書は、プログラミングの参考文献を各言語、目的により分類している書評のような本です。
ただ、この書評は、プログラミングという大海を泳ぐ羅針盤として十分実用的であると言えます。
プログラミングに挫折したことがある人は一度読んでみると良いと思います。
ただし、本書を読んだだけでは、プログラミングを学ぶことは出来ません。
本書はプログラミング学習の手順を説明しているだけになります。
とは言え、様々な目的に応じたプログラミング言語と学ぶ上での良書を紹介をしているので何を作りたいかを迷っている人にも参考になるでしょう。
私も本書を参考にそろそろプログラミングの大海に漕ぎ出したいと思います。