インターネットを利用した詐欺として有名なのはフィッシング詐欺ですかね。
eメールを利用して、対象者をフィッシングサイトに誘導してID、パスワード、口座情報等を騙しとる詐欺です。
この騙しの最初の手段として従来はeメールが主流でしたが、最近はeメールだけでなくショートメッセージサービス(SMS)やソーシャルネットワークサービス(SNS)を利用した詐欺が出てきました。
SMS経由の詐欺とかSNS経由の詐欺は、本当に危ないと思っています。
実は私も以前引っかかりそうになりました。
手口としてはSMS経由でソフトバンクを装ったメッセージが送られてきて、iPhoneが当たったので、送付先の個人情報を入れてねというようなものです。
当時、私はソフトバンクをキャリアとして契約しており、iPhoneは持っているものの、新しいiPhoneが当たったのであれば、1台は売ってお金にしようと思ってしまったわけです。
しかし、情報を入力して送信しようと思ったときに、やっぱり少し怪しいと思ってネット検索したところ詐欺であることが発覚しました。
SMSの詐欺メッセージは今でも時々届きますが、基本的には無視することにしています。
SMSやSNSの詐欺メッセージの怖いところは、自分の知人・友人を装ってメッセージが届くことにあります。
SNSを公開設定で利用していなければ、このリスクは少し軽減されるかもしれませんが、有名人のなりすましアカウントなどもあるため、情報収集目的で多くの情報を閲覧していればいるほど、危険にさらされる可能性は高いのです。
SMS、SNSの詐欺についてはeメールと比べると比較的新しい攻撃手法であるため、怪しいと思ってネットで検索しても真偽を確かめられない場合もあります。
この場合も、怪しいと思ったらフタをするのが最適解です。
上手い話しはないと割り切って生きていた方が危険にさらされるリスクから回避できる可能性があがります。
有名人のアカウントや企業の公式アカウントからの案内の真偽については公式サイトなどでチェックするのも良いです。
知人・友人で連絡先がわかっているのであれば、メッセージを受け取った手段とは別の手段で真偽を確認することも有効でしょう。
とにかくネットは情報拡散能力が高いので、詐欺グループも少ない労力で大量の詐欺メッセージを作成することができます。
ネットは便利ですが、知らないと危険なことが多くあります。
危険だから使わないというのは、もったいないことなので、自分を守るための情報収集がかかせません。
そして、忘れてはならないのは、ウイルス対策ソフト等のセキュリティソフトをインストールしていても安全ではないということです。
適切な知識をつけて、有意義なネットライフを送れるようになりたいですね。