Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

仕事ができないとは期限が守れないということ

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先日、同僚と話をしていた時に仕事ができない部下がいるという話になりました。

上司として仕事をしていて部下の業務の覚えが悪いなとか、もっとこうして欲しいなと思うことはしばしばあります。

部下が仕事ができないというのは、上司の立場で言うと、自分が仕事ができないということに最近はなる風潮があるため、自分の部下を貶めることはできません。

 

正直世知辛いと思います。

 

頑張っている部下は応援したいと思いますが、頑張っていない部下を頑張らせるのは非常に難しいのです。

さて、そんなことを書いていても、何も好転しないので、仕事ができないというのはどういうことなのかを書いておきます。

 

仕事ができないというのは、人によって色々と解釈があるかと思います。

例えば、作成する資料の内容が良くないとか、プレゼンが上手くないとか、話を聞かないとか、細かいことを上げればきりがありません。

そんなわけで、私の考えは「タスクの期限を守れない」というのが仕事ができない状態であると定義します。

 

部下の資料の作成内容が悪くても、当該資料の納期に余裕があれば、納得がいくところまで修正してもらえばよいのです。

プレゼンが上手くなくても、プレゼン当日までに練習を積んで、上手くなってもらえば良いのです。

というように、仕事は通常期限があることがほとんどなので、仕事ができない状態というのは、この期限が守れないことによって表出するということです。

話を聞いていないとか、タスクの認識が甘いとこの期限を誤って捉えていることもあるので注意が必要ですが、これも結局は期限が守れないというになります。

 

従って、仕事ができるようになるにはタスクの期限が守れるようになれば良いのです。

ただ、仕事をはじめたばかりだと自分が当該タスクをどれぐらいのスピードでこなせるかが経験不足により正確には見積もれません。

そこで、経験者にどのように進めるのか、どの程度のものを作成するのか、経験者であればどの程度で当該タスクを終了させることができるのかなどを確認し、それを自分であれば、どれぐらいかかるかを想定してタスクをこなすのです。

 

この際に、当初の期限を超過しそうになるのであれば、期限直前に上司(リーダー)に報告するのではなく、なるべく早く期限を延長してほしいことを上司(リーダー)に相談することで、徐々に期限が守れるようになっていきます。

 

また、期限を守るためには何としても守るという気持ちも大事です。精神論的になりますが、期限は延長できないものもあるため、自分だけでは期限に間に合わせることができないと判断したら、すぐに助けを求めることも必要です。

会社は組織で仕事をしているものなので、一人が期限を超過すれば組織として期限を超過することになるのです。

そういった自分以外への影響ということを意識することも重要です。

 

人間にとってもっとも重要なものは時間です。

時間は等しく誰にでも一日は24時間しかありません。だからこそ期限を守るということが重要なのです。

 

この時間管理について詳しく知りたい方は、過去に紹介した以下の記事を参照してみてください。

 

bookreviewwind.hatenablog.com

 

本記事で紹介した「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」の教えを体現できるようになると、周りからも仕事ができる人だと思われるようになりますし、自分の生活も充実しているはずです。

 

 

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