Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

通勤・通学する人は積極的にCOCOAアプリを入れるべき

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東京都の新型コロナウイルス感染者が5日連続で100人を超えています。

2020年6月19日に日本国内において、感染経路を特定すべく新型コロナ接触確認アプリ「COCOA」がリリースされました。

リリース当初は色々と問題もあったそうですが、現在私が利用している限りにおいては不都合は感じておりません。

というか正しく機能しているのかを確認する方法がありません。

 

本アプリについては特に個人情報を取得することを目的としたアプリではないため、通勤・通学する人には積極的に入れておいてほしいアプリだと考えています。

私は、リリースしてすぐは正直リリースに気づいておらず導入していませんでしたが、6月30日にまず入れるべきと考えて導入、利用を開始しました。

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とりあえず6日間利用してみたところで新型コロナ感染者との接触はなかったようです。

とはいえ、私の周辺で本アプリを利用している人が少ないため、この情報をどれほど信じていいのかは未知数です。

 

5日連続で東京都では100人を超えるウイルス感染者が出ており、私はこれまでと変わらず会社へ電車に乗って通勤しています。

電車で集団感染というニュースは今のところ聞いたことはありませんが、いつ通勤途中で感染するかはわかりません。

今の私にできることは感染対策でマスクを着用して出かけること。

会社に着いたら消毒すること。

そして、「COCOA」を導入して起動しておくことだと考えています。

では、何故このような考えに至ったかを整理しておきます。

 

ウイルスは目に見えない

まず大前提としてウイルスは目に見えるものではありません。

従っていつどこで感染するリスクを負っているのかもわかりません。

私の電車での通勤時間は1経路で20分以上同じ社内にいることになるため、感染リスクは十分に高い状態にあると考えています。

ただ、電車内で乗客はほぼマスクをしており、ほとんどしゃべってもいないため、電車で集団感染になるということにはまだなっていないように思われます。

しかし、どこまでこの状態を保てるかはわかりません。

 

仮に私が電車以外で感染した場合でも、潜伏期間中は普通に通勤するでしょうから、少なくとも感染した時に「COCOA」アプリを利用している誰かには私とすれ違っていて感染しているリスクがあることは伝えてあげたいと思ったのです。

 

アプリを導入するのは重症化前の準備のため

感染した時に取れる対策はあまりないようにも聞いていますが、重症化する前の準備ぐらいはできる期間があるのではないかと思っています。

準備とは、まず家族に自分が新型コロナに感染している疑いがあることを伝える。

その上で、重症化した際の治療方針について合意しておく。

また、最悪のケースの時の対処についても話し合っておく。

並行して本アプリを利用したいるユーザは新型コロナウイルスの感染リスクがある際には優先的にPCR検査を受けられるという話もあり、すぐに感染状況を検査することができます。

この点は、PCR検査を誰でも受けられない現状を考慮して「COCOA」アプリを導入する利点になります。

 

会社従業員や飲食店等の来店客にアプリ導入を進めるべき

企業活動における社会的責任を果たすという観点から、完全テレワーク性を導入していない企業は、従業員に「COCOA」アプリの導入を促すべきだと考えています。

何故なら、自社の従業員が感染したことにより、他社へ感染させる可能性があることを理解すべきです。感染してからでは遅いですが、何の対策も打っていなかったことが罪深いため、せめて「COCOA」アプリを従業員に導入してもらい感染拡大を抑制する対策としてほしいです。

「COCOA」アプリを導入したスマートホンを従業員に形態させておけば、少なくとも感染リスクを負ったことを利用していない人に比べて知る可能性が高くなります。

感染リスク有になった場合には、PCR検査を受け感染有無を確認することができます。

この流れを企業は作るべきです。

 

次に、飲食店等においても三密をさける工夫や様々な対策はしているものの完全に感染リスク防ぐことは難しいでしょう。

それであれば、少なくともいつ感染リスクを負ったかを確認できるアプリを来店客に導入してもらうことを促しておいた方が良いでしょう。

 

本アプリの利用により個人情報は説明上取られないのです。どこにいるかを追跡するようなアプリではないのです。

そう考えれば、入れておくことで感染リスクの早期発見につなげれられるので入れておくべきでしょう。

このような行動に出ない企業・店舗は本気で感染拡大を防ぎたいのか疑問です。

 

アプリが完全に正確に動作するということを保証するものではないにしても、せっかくリリースされたアプリを使わない理由はないでしょう。

使わないよりも使った方が感染リスクの特定は早くなるのは確実です。

 

しかし、利用者が少なくては結局感染リスクを特定するほどの効果は得られないのです。

xtech.nikkei.com

厚生労働省によると2020年7月2日午後5時時点でのダウンロード数は499万件に達しているという。スマートフォンアプリとして見た場合、配信開始から10日程度でこれだけのダウンロード数を記録するのはかなり難しいことである。

 499万件は多いようにも思えますが、日本人の約6割に導入しないと効果が薄いという観点ではダウンロード数の桁は1桁足りません。

 

2018年の東京都の昼間人口が1,592万人であり、直近の首都圏の駅利用状況は72%(2020年7月2日現在)まで回復してきていることを考えても、アプリのダウンロード数というか利用者は少なくとも倍にはなってほしいところです。

 

全ての日本国民というよりはより感染リスクの高い通勤・通学する人たちこそ導入すべきアプリだと考えています。

 

まとめ

政府の呼びかけがいくらあったとしても、「COCOA」アプリを国民の6割に導入させることは難しいでしょう。

一方で、誰かの感染の早期発見を手助けするために、感染リスクの高い通勤・通学のように外出を頻繁にしている人たちに「COCOA」アプリの導入を促せるのは、従業員を通勤させている企業および生徒・学生を通学させている学校です。

また、娯楽のために訪れた店舗で新型コロナ感染を引き起こしては娯楽施設の利用もままなりません。

安心はできないもののその施設を利用したことのリスクを確認するためにも、「COCOA」アプリを入れておくことを約束にしましょう。

感染しても早期治療ができれば治る可能性は高くなります。

早期治療の準備をするために、ぜひ「COCOA」アプリを入れて、もし自分に感染リスクがあるのであればPCR検査を受けて陽性判定が出た際にはアプリに登録しましょう。

その行為が将来的な感染抑制につながるのです。

誰かがワクチンを開発してくれるのを待つのではなく、今自分にできる対策をすることがこの危機を打開する道を開きます。

 

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