Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

一緒に働くならコンビニバイト経験者

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ちょっとテレビをみていて思い出したのだが、最近コンビニエンスストアのアルバイトで日本人の若者の姿をみかけなくなってきたと感じている。

ぶっちゃけコンビニバイトは時給のわりに激務であるという認識はしており、他にもっとわりのいいアルバイトはあると考えるのは当然といえば当然だとも思っている。

私自身、コンビニのバイトはしたことがない。

 

しかし、1年半前は毎日のようにコンビニに通っており、通っていた際にはアルバイトの方々の顔を覚えているくらいコンビニが好きでした。

そして、新人アルバイトが配属されると毎日通っているので徐々に仕事を覚えていく様をみてがんばっているなと感心していたものです。

 

学生の頃、兄はコンビニでバイトをしていたことがあるですが、私は造園業、ハーゲンダッツの店員、柔道部のコーチぐらいしかバイト経験がない。

あと、留学していた時にインターンで旅行会社でも働いていたか。

 

会社員になるならないに限らず学生を卒業する前にはなにがしかの就労経験をもっていると働くということがどういうことか少しわかるので、オススメです。

中でもコンビニエンスストアのアルバイトは、店舗経営の縮図のような経験がつめるので、今学生時代に戻ったら一度は経験してみたいと思っているアルバイトです。

 

では、コンビニエンスストアのアルバイトのどこを私が評価しているのかをいくつかご紹介します。

 

対顧客接点

まずコンビニバイトの評価ポイントとしては、対顧客接点を持っているということ。

これはお店系であれば、居酒屋なども評価できます。というか、居酒屋は顧客が酔っ払いという点でコンビニよりもある面では評価が高いです。

コンビニは近所の住人が主な利用者とはなるが様々な人が利用するという点で対顧客対応を覚えるのに適しています。

 

という感じで私はコンビニバイトの対顧客接点を評価しているですが、コンビニバイト側はあまり接客意識がない方々が多いか、味気ない対応が多いので正直残念になることが多いです。

店員が元気がないと私としては、あまりその店舗に訪れたいと思わなくなるので、できれば対顧客接点のある仕事だということを意識してほしい。

都心のコンビニはドミナント戦略により店が集中的に出店されているケースも多く店員の応対が良いと感じるところに通うということを私はやっていました。

新人バイトが入ってきて、まったく挨拶もできなかったバイトが数日後に訪れるとたどたどしいながらも挨拶ができるようになったり、声が大きくなったりするのをみると、現場の教育である程度変えることができるのだと感心することもありました。

 

商売は顧客がいて成り立っているということを意識する上で、対顧客接点の多いコンビニバイトは非常に勉強になります。

 

商品・サービスが豊富

もはやほとんどの日常品はコンビニで手に入れることができます。

コンビニというだけあって、本当に便利すぎますね。

LightningケーブルやTypeCケーブルとかまで買えるとか正直そこまで便利でいいのとしか思いません。

そして、売れ筋の弁当関連の商品開発にも頭が下がる思いです。

 

最近ではメルカリ用の梱包材まで扱っているし、どこまで便利になるんだろうとコンビニ業界をワクワクしながらみています。

このようにあくなき商品・サービス開発を末端の販売員とはいえ間近で感じられるのは、やはり勉強になります。

新しく発売した商品の売れ行きや何故売れたのかを考えるのは、のちに自分が商売をしようとしたときに考え方を身につけておけば必ず生きることがあります。

 

また、コンビニは商品の陳列を系列店で同じにしているのですが、当然陳列が変われば販売実績にも影響を及ぼします。

ポップやCMによる販売実績動向を店員として間近で感じられるのもやはり勉強になりますね。

 

あくなき改善を直に体験

コンビニでは売上向上、在庫ロス削減、スタッフのシフト管理など冒頭で記載したように店舗経営の縮図といっても良いタスクが目白押しで、バイトでも経験を積めば担当することが可能になります。

これが短期サイクルでグルグル回るため、正直コンビニ店舗経営は忙しすぎるので自分ではやりたいとは思いません。

一方で短期であれば、勉強のためにやってみたいという想いは強いです。

特に在庫ロスをどのように削減するのか高度なPOSシステムのデータ分析の仕組みは非常に勉強になると考えています。

ポイントカードを利用した顧客の購買行動分析も同じように興味があります。

データ分析は、本部の仕事だとは思いますが分析した結果により仕入れや商品開発がかわるという状況を末端の店員でどこまで感じられるのかを体感してみたいですね。

 

まとめ

コンビニバイトは、店舗経営の縮図であり、日本の消費経済の縮図のようなものだと私は考えています。

ここで仕事とはどのようなものかをアンテナ高く、業務をこなし、かつ、店舗課題の解決まで考えるような意識高い系アルバイトがもしいるとしたら、ちょっと話を聞いてみたいです。

私が時々やっている中途面接ではあまり学生時代のアルバイトの話は聞きませんが、ただ漫然とアルバイトをしないで将来に向けた経験をどのように蓄えていたのかが非常に気になるのです。

また、考えているだけでなく、改善点については実行する行動力があるのかなども確認したいポイントです

対顧客接点のあるバイトだからこそ自分の行動で顧客の行動がどのように変わるのかを直に感じ取れるはずです。

 

そういった観点も踏まえて、コンビニバイトをするとすごく楽しいのではないかと思いつつ、現在は日本の若者があまりおらず、外国人就労者やリタイア世代が多くアルバイトをしているのをみると少し切なくなってしまうのでした。

 

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