Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

時間と成果の関係

仕事の効率が上げられないとか勉強の効率が上げられないという人は、とりあえず時間をかけてやってみるというのも手段の一つです。というか時間をかけてやってみるしか成果はでません。

私の場合は効率化を求めるというよりはどちらかと言うと時間をかけて色々なことをこなしてきたことの方が多いと感じています。

私は口では効率的にやりたいとかやろうと言いますが、実態は効率的なやり方を考えずに時間をかけて成果を出しています。

効率的にできなくても、ある程度時間をかければそれなりの成果を上げるくらいの実力があったということだと考えています。

いくら時間をかけたところで成果に結びつける方向で物事に取り組んでいなければ成果は出ません。

従って、仕事で必要なスキルとしては求められている行動の方向感を合わせられる認識能力は必要です。

上司が部下にタスクの方向感を示したとしても、上司は部下が正しく理解できるように指示を出せなければ時間をかけたとしても求めている成果は得られません。

 

最近では部下が上司の指示を理解できないのは上司の指示が悪いからという風潮が世論的には増えてきたように感じます。

私が上司の立場で部下に指示を出す場合に、具体的な説明ができない場合には自分が悪いなとは考えます。一方で私が自分自身で実施できるぐらいのタスクで具体的な説明ができる場合において、部下が実行できないのは部下に理解力やスキルがないということも感じます。残念ながら私が持っている伝える力を総動員しても伝わらないということがあります。この場合に、本当に自分が悪いのかと考えはしますが、伝わらないモノは伝わらないこともあるという割り切りは必要だなと考えています。

 

話が逸れました。

 

自分にスキルがないと考えている場合に、まず必要なことは対象の物事に取り組む時間を人よりかけてみるということです。スキルを身につけるまで物事にとりかからないということではいつまで経っても当該タスクに取り組めないため、スキルが身につくことはありません。

本当のスキルは実践の場でしか身につきません。物事を知らなかったとしても、経験から学ぶ思考力があれば良いのです。まず何事もやってみるという発想と行動力が必要です。

そして、スキルがない時に投げ打てるモノは時間しかありません。

その時間をどのように使うかで得られるものは違ってきますが、時間をかけて行動し考える力があれば取り組んだ時間が全く無駄に終わるということはありません。

少しは成長できます。

成長速度は人によって千差万別ではありますが、時間をかけて行動した結果でしか成果は得られません。人に依頼して成果を出してもらうこともできます。しかし、人に依頼するにも依頼するスキルが必要です。

そして、その依頼するスキルも時間をかけて経験することでしか得られません。

まず時間をかけてやってみる。

色々考えて動けなくなっている人には5分考えて良い案が浮かばないときにはとりあえず思った方向で行動してみるということをお勧めします。

考えていても、何も生まれることはないということを知ってほしいです。

 

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