政府がデジタル庁を設立したり、新聞でもDXに関する記事がほぼ毎日掲載されていたりしてシステム開発業界は活況です。
しかし、活況がゆえにコンピューターシステム需要に対して技術者の数が足りないという問題があります。
現在システム開発業界は需要に対して技術者の供給が追いついていない状況なのです。
そんなシステム開発業界を支えるシステム開発会社は産業分類としては製造業ではなくサービス業になります。
コンピューターシステムを動かすためのコンピューターは製造業で作っている一方で、そのコンピューターで動くシステムはサービス業のシステム開発会社が作っているのです。システム開発会社は目に見えない無形資産のソフトウェアを作っているからサービス業なんですかね・・・
コンピューターはソフトウェアがなければただの箱という言葉もあり、ソフトウェアがシステムの主役なのです。
そして、コンピューターシステムの進化によって世の中は加速度的に変化しています。
その変化の立役者になれるのがシステム開発会社に勤める魅力だと考えています。
システム開発会社に勤務すると世の中を変えるほどの影響力を持つシステムが作れるかもしれないのです。システム開発会社によって対応しているお客さんが違いますので、世の中というほど広い世界を変えることはできないかもしれませんが、実はシステム開発は個人でもできるので、個人でも十分に世の中を変えるほどの影響力のあるソフトウェアを開発することは可能です。
従って今のお客さんの業界や規模によらずシステム開発会社はアイデアしだいで世の中を変革することができる可能性を秘めているのです。
また、基本的にコンピューターシステムはお客さんが直面している課題を解決するために利用するものです。お客さんの直面した課題を見事に解決できるシステムを導入すればお客さんに大変感謝されるやりがいのある仕事です。
どのような仕事の成果にやりがいを感じるかは人それぞれではあるでしょうが、コンピューターの処理能力はまだまだ向上していきますので、これを上手く扱えるソフトウェア開発ができると自分の可能性を無限に拡張することができるのです。
もちろんこのように魅力のあるシステム開発会社ですが、問題がないわけではありません。システム開発業界は新しい産業であり産業としてまだまだ成熟しておりません。
業界固有の問題もありますし、ソフトウェアは無形資産であるがゆえにその価値をお客さんに理解してもらうことが非常に難しいものでもあります。
そしてソフトウェアの力を悪用することもできますので、良い面ばかりではありません。
ただ、間違いないことはコンピューターを正しく活用する知識、スキル、知恵があれば確実に自分の仕事効率を上げることができるのです。
まだまだ優秀なシステム技術者が世の中で正しく評価されているとは言えませんが、システムの可能性は無限であり、そこに価値を見出している人がこの業界には多くいるため、そんな人たちと仕事するのは楽しいです。
ただ、そんな人たちばかりだけでもないということも書いておきます。しかし、それはどこの業界も同じですかね。
私自身はシステム開発ができないのですが、このように考えるとやっぱりシステム開発できるようになりたいですね。
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