会社員である私の基本能力は、与えられた仕事をこなすことだと考えています。
営業職であるため与えられた仕事という定義が実は難しいなと感じています。
入社5、6年目くらいの時の上司から営業とかコーポレート部門という製造に関わらない従業員は仕事をしてもしなくても決められた給料がもらえるから、自分が会社にどのように貢献しているかを説明できるようにしておけよということを言われたことを覚えています。
この言葉は自分の仕事は自分で作れ、もしくは切り開けという意味で、かつその自分で作った仕事は会社の利益に貢献していなければならないのです。
私の主な仕事は既存顧客の要望を伺い、その要望に答える提案をする。当然提案して終わりではなく受注して、成果をお客さんに確認してもらって料金回収をします。料金回収は請求書に基づきお客さんが振込してくれるので、実際に料金回収に伺うとかはありませんが、稀に振込漏れがあるのでそんなときはいつまでに振り込んでもらえるか確認したりはします。
これ以外にも私は管理職のため部下の業務状況を確認し、必要に応じて部下の業務支援もします。他にも管理職という名の便利屋は様々な作業をしています。
自分の仕事のことを考えると結構色々なことをやっていると思えますし、どうやってやるか教えてもらったことがないのに、何となくそれなりにできている感はあるのですが今のやり方であっているかわかりません。そんなフワッとした状態なのに、いつの間にか管理職になっていました。
このように自分の仕事をしっかりと言語化できないので管理職としての仕事が十分にできているとは正直思えないのですが、管理職ということもあり、それなりの給料がもらえています。
普通に今の生活を続けていく上ではそれほど困らないかもしれないと思う反面、何か人に自慢できたり、人には負けないというスキルがあるわけではないため漠然とした不安がいつもあります。
自分はこのままでいいのかというヤツです。
そういった不安があるため、新しい知識を得ようとか、スキルを学ぼうとか考えるのですが、どれも中途半端な状態です。
でも、それなりの生活はできています。
上を求めればまだまだ満足できませんが、このままで良いと考えることもできます。
少し考える方向を変えると私が不安に思っているのは、結局私の生活は今の会社に勤めているから成り立っているものだという考えがあります。
私が持っている知識、経験、スキルは今の会社で最大化されており、他の会社に転職した時や個人で仕事をするときにはほとんど役に立たないのではないかという話です。
たぶん同じ業界の営業職であれば今と同等の働き方はできるのではないかと考えています。一方で、個人ではなかなか成果を得るのは難しいかなと感じています。
私が個人で今と同様の稼ぎを得ることは難しいでしょう。
会社バンザイって感じです。
別に会社に所属してそれなりの稼ぎが得られれば良いのでしょうが、私としては個人で今と同様の稼ぎが得られるようになりたいという願望があります。
そのために足りないものは何なのかということを考えながらとりあえずブログを書いています。