Workers Wind

主に私の仕事に関する考え方と自分の知識・スキルを習得するために読んだ本、調べたこと、実施した結果などについて記載しているブログです。

ラーニングコンテンツの選択肢を考える

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最近企業経営においてリスキリングに注目が集まっているそうだ。

リスキリングとは、スキルの再取得のことで、変化の激しいビジネス業界においては、現状のスキルでは競争を勝ち抜いていけないという危機感から再学習の必要性が高まっているということですね。

 

そんなわけで、私が気にしているからなのか、学習コンテンツ市場は活況にみえます。

中でも、新型コロナウイルス化において実際に集まる集合研修が難しくなっているため、動画の学習コンテンツが急速に増えているように感じています。

 

あんまりコンテンツが増えていくと玉石混淆になってくるとは思いますが、スマホやPCを利用して隙間時間に学習できるというのは非常に有益だと思います。

 

年額や月額いくらで膨大な学習コンテンツが見放題になるサブスクリプションタイプの学習サービスもあります。

中でもUdemyというサービスの料金は、そのコンテンツ量から考えると破格の値段設定だと思います。

ただ、法人契約して従業員にいつでも好きな時に学習してねという提供の仕方をすると結局ほとんど利用されないというのが実情かなと思います。

というか、私がそんな感じでした。

 

動画コンテンツの履修は、隙間時間にもできるとはいえ、本当に学習意欲が高くないと観ないなというのが実感です。

 

何かの技術習得をしたいということであれば、動画コンテンツで実際のやり方を観ながら学ぶというのはわかりやすいです。

一方で、知識を得たいというだけであれば、動画コンテンツでなく読書でいいかなというのが私の考えです。

 

動画コンテンツは倍速でみたとしても、閲覧するのに結構な時間がかかります。

一方で、読書は自分の読書スピードでいくらでも調整が可能です。

何かの技術を習得する際にもチュートリアル本が発売されていれば、そのチュートリアル本を片手に自分で作業をした方が、自分のペースと好きな時間帯で学習できるので私には本を使う学習方法の方が合っていると感じました。

 

動画コンテンツは学習する上ですごくいいなと思ったのですが、Udemyを結局使い切らなかったことを考えると良い学習書が手元にあるのであれば、動画コンテンツよりも読書の方が勉強になるというのが私の場合の結論です。

 

動画コンテンツは何となく考え方を押しつけられている気がして、私は性に合いません。

読書は、読みながら自分で色々と考えるため、学びの質が違います。

動画コンテンツも同じように考えながら視聴すれば良いのでしょうが、何故か動画コンテンツの場合には、視聴中の考える力が低下している気がします。

学習に対する飢餓感が足りないのだろうか・・・

 

動画コンテンツの場合は、5感が分散されて考えるところまで脳が働かないのだろうか・・・

 

私の結論としては、良い動画コンテンツでの学びは有益ではあるものの、トータルとしては読書による学びの方が私の学習スタイルには合っているということです。

このように感じる人は、他にも結構いるのではないかと考えています。

 

そうすると、現状は動画コンテンツ市場が活況ではありますが、早晩この勢いは停滞していくのかもなというのが私の予測です。

 

何となく動画コンテンツってわかった気になってしまうのも危ないんだよなぁ。

 

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