何か話題になっていたので「メモの魔力」を読みました。
著者は、メモ魔ですごい量のメモを取っているそうです。
テレビでも特集されていましたので、気になりました。
本書では、どのようにメモを取るのか、メモの効用は何かが説明されています。
社会人になって最初の方に教えられることにメモを取ることがあります。
なので、私も昔から結構メモは取ってきましたし、今も取っております。
でも最近は、私の身近な若い社員は結構メモを取らないので不思議に思っています。
ぜひ本書を読んでメモを取ってほしいですね。
メモについては、本書以外の本もいくつか読んだことがあり、その中で「情報は一冊のノートにまとめなさい」も結構良いノウハウ本だと思っております。
私の現在のノート術はどちらかといえばこの本を参考にしています。
それは、社会人になりたての頃は、仕事の内容や私生活のことなどジャンル毎に色々なノートを使い分けていたのですが、これが結構面倒になってきた頃にこの本を読んでコクヨの100円ノートを使い始めてすべての情報をコクヨの100円ノートに集約していきました。
最近は、iPadにApple Pencilでノートを取ることが多いのですが、iPadの利用がはばかられる客先ではコクヨのノートを使っています。
このコクヨのノートはコンビニですぐにかえるのが大変便利なのです。
紙でメモを取っているとすぐにノートがなくなるんですよね。
さて、「メモの魔力」についてですが、重要なことはメモを取りつつ、メモを取った内容について多角的に思考することにあるのだと思います。
メモにはまず事実を書きます。
気になったことを書きます。
なんでも書きます。
ここから、書いた内容を抽象化してさらに転用することで、気になった事実が他のところでも活かせるのではないかというアイデアなどに昇華されていくのです。
息をするようにメモを取る著者であるから、このような領域に到達しているとも思えますが、まず重要なことはメモを書くことなのです。
抽象化、転用を書きながら考えるのか、書いた後に振り返り考えるのか、慣れないうちはまずは書いた後かもしれません。
ですが、書かなければ気づいた事実を思い出せなくなって思考に入っていけないのです。
だから、まずメモを取ることが大事なのです。
これは非常に説得力があります。
あれやらないとな思っていても、メモしておかないと忘れてしまうこともしばしばあります。
メモに書いておけば一旦は忘れても容易に思い出せるのです。
そして、後で思考を深めていけます。
自分の武器を研ぎ澄ますために、自分なりにメモは今後も深めていきたいと思います。
ちなみに、私は本書の付録である自分の軸をみつけるための1000の質問には挑戦しておりません。
そのうちこれも突き詰めるかもしれませんが、今のところはここまでストイックに自分と向き合いたくはないのかなと思います。
とはいえ、どんな時に楽しいとか何がやりたいとかは漠然と頭の中にはあって、それをこのブログで時々メモしていますね。
この活動ももっと深めていきたいです。